美しい日本の言葉
タイトルは「美しい日本の言葉」です。
一個人 (いっこじん) 2011年 07月号 [雑誌]
古典文学、懐かしい唱歌、仏教開祖の言葉、金子みすゞと宮澤賢治の言葉、そして現在活躍するトップミュージシャンの歌詞まで、幅広く取り上げられています。
今回の大震災によって、心の問題もクローズアップされています。
これまで滅多に取り上げられなかった詩人の言葉も、マスコミやネットで紹介されるようになりました。
「美しい言葉.com」でも、この詩人の詩集を紹介したところ、
たいへんな反響をいただき、ビックリしたのです。
⇒宮澤章二「行為の意味」について
戦後の経済一辺倒の政策により、最も軽視されたのが「言葉の大切さ」ではなかったでしょうか?
言葉がおろそかにされれば、心も荒廃します。
言葉が最も乱れているのが、ネットの世界だと言う説もあるのですが、
今こそ、言葉の本質を見直し、言葉の役割や力について、深く考える時だと思うのです。
そんな折り、こういう企画を掲載した「一個人」という雑誌は、なかなか、ですね。
昔「太陽」という雑誌があって、そこでは、常にこうした企画が掲載されていました。
これは、まさに「永久保存版」と呼んでいい企画です。
一個人 (いっこじん) 2011年 07月号 [雑誌]
優れた言葉と出逢うことで、「文章の書き方」について、貴重な気づきを得ることも珍しくありませんので、よろしれば、この雑誌の特集を読んでみてください。
ただ、私が美しい日本の言葉を選ぶとしたら、まったく違うものになります。
例えば、詩で一番美しいのはこの作品だと思うのです⇒世界で一番美しい詩
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